アイシネンLDフォームってどんな断熱材?
面材に吹き付けると発泡し、ミクロのフォーム(泡)が隙間を埋め、
高い気密性と断熱性を実現します。
現場発泡タイプ断熱材であるアイシネンLDフォームは、対象物に吹き付けられると数秒で発泡し、隙間なく構造体と接着します。
繊維系断熱材など従来の断熱材のような施工部分にはめ込むタイプではないため、細かな隙間が生じず、高い気密性を実現し、漏気による熱損失の心配がありません。
また、断熱材による気密性を実現しているため、断熱性能の無い気密シートによる気密性と異なり、断熱欠損の心配もありません。
このため、アイシネンLDフォームは、素材性能だけで判断できない総合的な住宅の断熱性能において、その実力を発揮します。
施工後に沈降や脱落のリスクがありません。長期に渡り高い気密性と
断熱性を実現します。
アイシネンLDフォームは、一般的な現場発泡タイプ断熱材と異なり、きめ細かく柔軟性がある素材であるため、木材の乾燥収縮や振動による躯体の揺れなどに追従します。
また、自己接着性があるため、自重による沈降や剥離・脱落の心配がありません。
このため、アイシネンLDフォームは、高い気密性と断熱性を長期に渡り実現します。
フロンガスを一切使用していません。また、ホルムアルデヒドを発生させません。
アイシネンLDフォームは、建築現場にて、イソシアネート(A液)と発泡剤の水を含むポリオール(B液)の2種類の原液を混合し、吹き付け施工することで発生する炭酸ガスによって、発泡し断熱材として完成します。
発泡剤として水を使用しており、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるフロンガスを一切使用しておりません。
また、シックハウスなどの原因物質であるホルムアルデヒドを発生させず、VOC(揮発性有機化合物)の発生も低く抑えられています。
このため、アイシネンLDフォームは、人にも地球にも優しく安全な素材です。
「アイシネンLDフォーム」はカナダで生まれの断熱材です
アイシネンLDフォームは、フロンガスを使用して発泡するウレタンフォームが主流であった1987年に、環境先進国であるカナダで、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるフロンガスを全く使用しない断熱材として開発されました。
極寒や酷暑、乾燥地帯、高温多湿地域など変化に富んだ気候風土を持つ北米大陸で高い評価を受け、現在、北米の現場発泡タイプ断熱材市場でNo.1のシェアを達成しております。
また、高い気密性と断熱性は世界中でも評価され、今日では世界の35の国や地域でも採用されるグローバルスタンダードの断熱材として成長しております。